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冬の夜の青空

先日ツイッターの方でも呟かせていただきましたが、先日のこと。

仕事からの帰り道。

最寄駅の改札を出た所で、空腹でぼんやりした 視界に光るものを見つけました。


「はんぎょどん……?」


思わず、口に出ていた言葉。

「はんぎょどん」とは、みなさんご存知、サンリオさんのキャラクター。


その、はんぎょどんの帽子を被った男の子がそこにいたのです。

年は10歳前くらいでしたでしょうか……。

とにかく、小学生くらいの男の子。

それそろキャラクター物よりも、かっこいい物を身に付けたくなる年頃に見える男の子。


そんな子が、かわいいかわいいはんぎょどんの帽子をかぶってニコニコと

「ママー、きいてー」

と、お母さんと思しき方とお喋りしていたのです。


その男の子もそれはもう可愛いのですが、季節はすっかり冬。

シックな雰囲気の服装が目立ち始め、仕事帰りの時間帯ということもあり駅前にはどうしても疲れた薄暗い灰色の雰囲気が流れていました。


そんな中に、はんぎょどん。

目が覚めるようなスカイブルー。

灰色の中の、小さい青空!


あまりの眩しさに、思わず目を細めて二度見した私。

でもあまりジロジロ見るのは失礼なので、サッと視線を逸らせスタスタとはんぎょどんの隣を通り過ぎたのですが、


もう一回見たい……!


その気持ちをぐっ……と我慢して、スマートフォンの検索画面で、


『はんぎょどん 帽子』


多分、これ! っというものは見つけたのですが……自分一人で使うのは恥ずかしい……。

でも可愛いので真剣に買おうか迷い中……。

誰かプレゼントさせてください。


今回はそんな日常の話でした。




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