お久しぶりになってしまいました。
ドタバタとした毎日ですがひと月の大半、否応にも利用するのは最寄駅。
片道1時間、えっちらおっちら満員電車に揺られている訳ですがその道すがらに公園があって、そこの広場をななめに横切ると近道になります。
その公園にいつもいる二人に気がついたのは、いつの事だったでしょうか。
確か、ワールドカップが終わった頃から。
ふと、顔を上げると二人が並んで走っている。
傍には、折りたたみ式の小さいサッカーゴールが置いてあって、一目でその子がサッカー少年だと分かりました。
走る表情に勝手に夢に向かう眩しさを感じ、
なるほど。
ワールドカップを見てサッカー熱に火がついたんだねぇ〜
そんな風にウンウン頷きながら隣を見ると、少年のちょっと後ろを走っている少年のお父さんと思しき人。
その表情は正直言って、走ったせいですっかりくたびれていました。
もう帰ろうよー。
そんな言葉が耳をすませば聞こえてきそうでしたが、その顔を見ながら私は感動してしまったのです。
時刻はまだ、朝の7時。
本来ならまだ布団の中で寝息を立てられる所を息子くんの為に眠い目をこすり、ジャージに着替えて、サッカーゴールとボールまで持って冬の寒い公園にきて一緒に走り……
真似できないなぁ、と思うのです。
小さく拍手するくらいしか私には出来ませんが、今日も心の中で応援しています。
サッカーも早起きも、頑張ってください!
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